化学式 : SiO₂・nH₂O
分子量 : 78.0958(n=1)
金属元素重量分率 : Si 0.3596
結晶系 : 非晶質(アモルファス)
比重 : 1.9-2.3
硬度 : 5.5-6.5
劈開 : なし
色 : 無色、乳白色、オレンジ色、白色、赤色
光沢 : ガラス光沢ないし樹脂光沢
北海道・然別湖(しかりべつこ)西方の限られた地層からのみ産出する、極めて希少な国産オパールです。産出量が非常に少なく、市場に出回ること自体が稀で、その希少性から「然別オパール」「Shikaribetsu Opal」と呼ばれています。最大の特徴は、紫外線を受けた際に現れる“蛍光”です。透明~半透明の母体の中に、淡いミルキーさと微細な光の揺らぎがあり、UVライト下では青白い蛍光がふわりと浮かび上がります。自然光では静かで上品な表情を見せ、光源によって印象が大きく変わる石です。
オパールという名前は、「宝石」を意味するサンスクリット語upalaからきています。またこの標本は、大変綺麗にブラックライト照明下で蛍光します。オパールは準鉱物(純粋な結晶構造ではないためにそう言われる)です。オパールは準鉱物(純粋な結晶構造ではないためにそう言われる)です。オパールは比較的低温で堆積し、ほとんどの岩石、特に砂岩、流紋岩、玄武岩の割れ目から産出します。然別湖には然別にしか住まない魚や古代魚がおり、神秘性を伺わせる土地です。自然の湖としては、北海道一標高の高い然別湖は噴火活動や溶岩によって誕生した湖と知られる自然豊かな地域です。北海道然別産の蛍光オパールは、まだまだ研究段階であり、未知なる可能性を秘めています。現在では採掘出来る地域は保護され、入手は非常に困難です。紫外線を当てると緑や青、黄色などの美しい色に発色します。金、銀、アンチモンを含むのは世界でも珍しいと言われています。この様な原石を加工して、ルースにしております。
然別産オパールは、一般的なプレシャスオパールのような遊色効果は持ちませんが、その代わりに“蛍光”という特異な性質を備えています。内部はクリーンで、淡い乳白色~透明の柔らかな色調が多く、光を吸い込むような静かな美しさがあります。
オーバルカットは、石の透明感と蛍光の広がりを最も美しく見せる形で、光を受けたときの“ふわりとした白光”が際立ちます。
コレクションとしても、アクセサリーとしても希少価値が高く、 国産鉱物の中でも特に特別な存在といえます。
寸法 : 17.8X12.8X4.8mm/7.10ct








