分類 : 準鉱物
結晶系 :非晶質
化学組成 : 火山性のシリカガラス
屈折率 : 1.48-1.51
複屈折 : なし
分散度: 0.035
比重 : 2.33-2.42
硬度 : 5
劈開 : なし
断口 : 貝殻状
光沢 : 貝殻状
光沢 : ガラス
コロンビアナイトは、南米コロンビアで採取される天然ガラス質物質で、 テクタイト(Tektite)に分類される可能性が高い天然シリカガラスとして知られています。主成分は、SiO₂(シリカ) 天然ガラスに近い組成で、火山活動や隕石衝突に伴う高温・高圧環境で形成されたと考えられています。コロンビアナイトは、 隕石衝突時の超高温で地表のシリカが溶融 → 急冷固化した天然ガラス というテクタイトと同様の生成過程を持つとされています。
国内においては入手困難なガラス質の隕石だといわれていますが、鑑別に出すとテクタイトのほか火山爆発によって形成されたオブシディアン(天然ガラス)の両方の表記がされます。要するに黒褐色の被膜層の原因は現状において特定できない状況です。あのチンターマニと一緒に飛来したという説もあるようですが、ある意味チンターマニよりも希少性の高い石です。表面が月のクレーターのようになっているものがより人気が高く、ごく小さなものでも今は高額になっています。
コロンビア周辺は、 南米プレートとナスカプレートの収束帯に位置し、 火山活動・地殻変動が非常に活発な地域です。この地域では、※ 隕石衝突による超高温・超高圧環境 ※ 火山噴火に伴う地表シリカの溶融 いずれか、または複合的な要因によって 地表のシリカ質物質が瞬間的に溶融 → 急冷固化 することで、天然ガラスが形成されます。コロンビアナイトはこのプロセスを示す典型的な特徴を持ち、 地質学的にも非常に興味深い存在です。
寸法 : 30.1X23.9X17.6mm/11.5g








