英名 : Amber
和名 : 琥珀
成分 ; 基本的にC₁₀H₁₆O+H₂S
結晶系 : 非晶質
化学組成 : (炭素、水素、酸素などと)樹液が混合して出来た天然樹脂)
硬度 : 2-2.5
比重 : 1.05-1.10
屈折率 : 1.54
色 : 黄色、褐色、オレンジ色、青色
バルティックアンバーは、約3,000万~5,000万年前の樹脂が化石化した有機起源の宝石で、 世界でも特に高品質とされるのが バルト海沿岸(リトアニア・ポーランド・ロシア)産 の琥珀です。 その透明度の高さ、温かみのある色合い、軽やかな質感は、古くから装飾品として愛されてきました。バルティックアンバー(Baltic Amber)は、約3,500〜4,500万年前の樹脂が長い時間をかけて化石化した、 有機起源の鉱物として知られています。 その中でもバルト海沿岸地域、特にリトアニアで産出する琥珀は、 透明度の高さと色調の美しさから世界的に高い評価を受けています。本標本は、深みのある黄金色と高い透明度を兼ね備えた最高品質の個体です。 オーバルカットが施されることで、内部に閉じ込められた微細な気泡や樹脂の流れが柔らかく光を受け、 琥珀特有の温かく穏やかな輝きが際立ちます。琥珀は無機鉱物とは異なり、 樹木が生きていた時代の空気や環境をそのまま封じ込めている点に、 有機鉱物としての大きな魅力があります。 本品の静かな光は、太古の森の時間をそのまま宿しているかのようです。アンバーは炭化水素、樹脂、コハク酸、様々な油分の混合物です。3億年ほど前の松などの樹脂が硬くなった、あるいは化石化したものです。アンバーとコーパル樹脂とは混同しない様にして下さい。コーパル樹脂も生成源は似ていますが、アンバーほどの重合は見られず、アンバーよりも柔らかい物質です。アンバーは、海岸や海から採集されるか、露天掘りで採掘されるかです。この宝石は、比較的珍しいオレンジ色で、カット形状はオーバルカットをしています。
コレクションとしての価値はもちろん、 宝石質標本としても非常に完成度の高い一品です。
寸法 : 8.9X7.0X3.5mm/0.80ct








