分子量 : 196.96654
金属元素重量分率 : Au 1.0000
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 19.3
硬度 : 2.5-3
劈開 : なし
光沢 : 黄金色
光沢 : 金属光沢
共生鉱物 : 閃亜鉛鉱(Sphalerite, ZnS)
産地 : 埼玉県秩父市 秩父鉱山
特徴 : 硫化鉱物に沿って糸状・網状に伸びる自然金
埼玉県秩父市・秩父鉱山より産出した自然糸金(Native Gold)と 閃亜鉛鉱(Sphalerite)の共生標本です。 本標本は 明治時代に採集された古いコレクション由来の一点で、 当時の採掘環境を今に伝える貴重な資料性を備えています。秩父鉱山は古くから金・銀・銅を産した歴史鉱山として知られ、 硫化鉱物に沿って金が糸状に伸びる自然金の産地としても評価されています。 本標本では、閃亜鉛鉱の表面に沿って細い金線が伸び、 自然金特有の柔らかな光沢が静かに際立っています。明治期採集の自然金は現存数が少なく、 国産金鉱物としても特に希少性の高い標本です。秩父鉱山の自然金は、 石英脈・閃亜鉛鉱・方鉛鉱などの硫化鉱物に伴って“糸状・網状”に伸びる金線が特徴です。
アメリカのネバダ州は世界有数の金の産地で、現在も多くの露天掘り鉱山が操業しています。熱水脈中の金含有礫岩中、及び砂鉱床や鉱染状鉱床中などに、8面体や12面体、また立方体などの結晶で、またその小結晶が連なった網状や樹枝状、及び粒状や塊状などで産出します。金は地殻中での存在度が低く、通常の岩石なら1トン中に1~5mg程度しか含まれない。自然界には化学的、物理的な金の濃集メカニズムがあり、経済的な回収が可能になっています。例えば、自然金は、熱水鉱脈鉱床、鉱染鉱床、黒鉱鉱床、スカルン鉱床に初成鉱物として産出します。
この標本は、母岩に自然金が確認出来る、大変希少で綺麗な鉱物になります。
秩父鉱山は江戸期から金・銀・銅を産した歴史鉱山で、 明治期には近代的な採掘が始まる前の“古式採掘の名残”が多く残っています。明治期採集の自然金は:採集年代が特定できる歴史資料としての価値 現在の露頭では採れない産状が残る金線が細く、古い産状特有の風合いがある市場流通が極めて少ない という、コレクターにとって特別な領域です。尚、閃亜鉛鉱の詳細な説明は、該当ページをご覧下さい。
寸法 : 12.2X9.3X6.5mm/1.09g








