化学式 : FeAsS
結晶系 : 単斜晶系
比重 : 6.07
硬度 : 5.5-6
劈開 : 101に明瞭
色 : 錫白~鋼白色
光沢 : 金属光沢
ポルトガルの名産地 Panasqueira Mine(パナスケイラ鉱山) は、世界中のコレクターが注目する硫砒鉄鉱のトップ産地です。
銀灰色~鋼灰色金属光沢で、菱形の板状、柱状の自形結晶として、あるいは塊状、粒状で産出します。条線が発達し、ハンマーでたたくときニンニク臭がします。比較的温度が高い熱水鉱脈、気成鉱脈、接触交代鉱床、キースラーガーなどに広く産出します。鉱床の酸化帯では、二次鉱物として緑色のスコロド石を生じます。
今回の標本は、 金属光沢の強い硫砒鉄鉱(Arsenopyrite) に、透明度の高い水晶が美しく共生した最高品質の個体。硫砒鉄鉱の鋭い結晶面と、 水晶の清澄な透明感が対照的で、標本としての完成度が非常に高い組み合わせです。
硫砒鉄鉱と水晶の組み合わせは、成長環境の変化を示す地質学的にも興味深い標本 です。尚、水晶の詳細な説明は、ホームページの水晶ページを参照して下さい。
寸法 : 44.1X41.8X34.7mm/32.7g








