化学式 : ZnS
金属元素重量分率 : Zn 0.6709
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 3.9-4.1
硬度 : 3.5-4
劈開 : 六方向に完全
色 : 無色、白色、灰色
光沢 : 樹脂光沢ないし金剛光沢
岐阜県の神岡鉱山は、日本を代表する金属鉱山として知られ、水晶・閃亜鉛鉱・方鉛鉱が美しく共生する標本を産出することで有名です。今回の標本は、 透明度の高い水晶の結晶面に、 金属光沢を放つ閃亜鉛鉱(黒褐色〜鉄黒色)と、 銀灰色の方鉛鉱が寄り添うように共生した 最高品質グレード。神岡鉱山らしい重厚な金属光沢と、水晶の清澄な透明感がひとつの標本に凝縮された、美しい一点です。
閃亜鉛鉱は産出が広く、また亜鉛の資源鉱物として最も重要なものになります。閃亜鉛鉱中の亜鉛は、その1/4まで鉄で置換されることがあります。鉄の含有率が高くなるにつれ閃亜鉛鉱の色は濃くなり不透明になります。閃亜鉛鉱の屈折率はダイアモンド並みに高い場合もあります。閃亜鉛鉱は方鉛鉱以上に産出の広い鉱物である。熱水鉱脈、黒鉱鉱床、接触交代鉱床などから採掘されてきました。この標本は、水晶(Quartz) 方鉛鉱(Calena)を伴っています。上記鉱物説明にない部分は、それぞれホームページを参照して下さい。方鉛鉱は、熱水鉱脈中や接触変成鉱床中、及び花崗岩ペグマタイト中などに産出します。
神岡鉱山は、亜鉛鉱床(スカルン鉱床)として世界的にも知られ、金属鉱物と石英が共生する典型的な産地です。
寸法 : 135.0X124.7X65.1mm/915.0g








