化学式 : SiO₂
分子量 : 60.0843
金属元素重量分率 : Si 0.4674
結晶系 : 六方晶系
比重 : 2.65
硬度 : 7
劈開 : なし
断口 : 貝殻状から不平胆状
光沢 : ガラス光沢
エピトード
化学式 : Ca₂(Fe,Al)₃(SiO₄)₃(OH)
分子量 : 497.6554485
金属元素重量分率 : Si 0.1693, Fe 0.1683, Ca 0.1610, Al 0.0813
結晶系 : 単斜晶系
比重 : 3.25-3.52
硬度 : 6-7
劈開 : 1方向に完全
色 : 緑色、帯褐緑色、灰白色、灰色
パキスタン北部(ギルギット・バルティスタン地域)に広がるヒマラヤ山脈の高地は、花崗岩質岩体の熱水活動が極めて活発な地域として知られています。高温熱水が石英を晶洞内でゆっくり成長させる その後、鉄・アルミニウムを含む熱水が流入し、エピドートが脈壁や結晶表面に沈殿 高山地帯特有の急峻な地殻変動により、晶洞が露出し採集可能となります。
このような複合的な地質プロセスが重なることで、透明度の高いヒマラヤ水晶と、深緑のエピドートが共生する美しい標本が形成されます。
一般的な石英は、代表的なペグマタイト性鉱物で、造岩鉱物の第1に上げられ、各種の岩石中や鉱脈中に金属鉱石などと共に、六角形の結晶体で、またその双晶をなしたものの塊状、粒状から潜晶質、鍾乳状などで産出します。
ヒマラヤ水晶に深緑のエピドートが寄り添う姿は、高山の熱水環境が生んだ“二つの鉱物の静かな共鳴”ともいえる組み合わせです。 透明度・照り・結晶の整い、そしてエピドートの付着状態が揃った個体は、コレクションとしても学術標本としても価値が高い存在です。
寸法 : 84.7X55.9X41.5mm/210.0g








