化学式 : SiO₂
分子量 : 60.0843
金属元素重量分率 : Si 0.4674
結晶系 : 六方晶系
比重 : 2.65
硬度 : 7
劈開 : なし
長野県・甲武信鉱山産、最高品質の天然緑水晶(Green Quartz)。 緑泥石を中心とした微細包有物が内部に柔らかく広がり、自然なグリーンの色調と水晶本来の透明感が美しく調和した、古典産地ならではの非常に希少な標本です。光を受けると、内部の緑が静かに浮かび上がり、結晶の照りとともに、“山岳の静けさを宿す緑の水晶” と呼ぶにふさわしい存在感を放ちます。
緑水晶の緑色は、結晶内部に取り込まれた微細鉱物の散乱光によるものです。
緑泥石 → 柔らかいミントグリーン アクチノライト → 深いグリーンの繊維状包有 微量鉄 → 黄緑〜オリーブ色のニュアンス
これらが複雑に重なり、 透明感と色の深みが共存する独特の美しさを生み出します。
一般的な石英は、代表的なペグマタイト性鉱物で、造岩鉱物の第1に上げられ、各種の岩石中や鉱脈中に金属鉱石などと共に、六角形の結晶体で、またその双晶をなしたものの塊状、粒状から潜晶質、鍾乳状などで産出します。
甲武信鉱山は、長野県川上村~山梨県北部にまたがる山岳地帯に位置し、日本でも特に美しい緑水晶が産出した古典的名産地として知られています。特に、緑泥石が薄いヴェールのように内包された個体は、甲武信産の象徴的標本 として扱われます。
寸法 : 101.9X88.0X82.6mm/574.5g








