化学式 : Cu₂Cl(OH)₃
分子量 : 213.56672
金属元素重量分率 : Cu 0.5950
結晶系 : 斜方晶系
比重 : 3.79
硬度 : 3-3.5
劈開 : 一方向に完全
色 : 輝緑色、緑色、暗緑色
光沢 : ガラス光沢
和歌山県東牟婁郡串本町串本で産出した、最高品質のアタカマ石(Atacamite/緑塩銅鉱)です。 深いボトルグリーンの色合いと、結晶表面に見られる繊細な光沢が特徴で、 国産標本としては非常に状態が良く、希少性の高い一品です。
銅鉱床の酸化帯において、 塩化物イオン 酸素 水 が関与する環境下で形成される二次鉱物です。
結晶は斜方晶系に属し、 針状~柱状の結晶が集合することが多く、表面には微細な条線や光沢が見られます。緑色の発色は銅イオン(Cu²⁺)によるもので、 産地によって色の濃淡や結晶の形状が異なります。銅の塩基性塩化物で、乾燥気候下や海岸にある銅鉱床酸化帯に深緑色状結晶を作って、桂孔雀石、ブロシャン銅鉱、孔雀石、赤銅鉱などと共に産出する他、高温火山ガスからの昇華物としても産出されます。
串本町周辺は古くから銅の二次鉱物が産出する地域として知られ、 その酸化帯で形成されるアタカマ石は、落ち着いた緑色と細かな結晶質が魅力です。 小型標本でありながら存在感があり、コレクションにも適しています。串本町周辺は、古くから銅を含む鉱化帯が点在する地域で、 地表付近の酸化環境により、アタカマ石をはじめとする銅の二次鉱物が形成されます。国産のアタカマ石は産出量が少なく、 特に結晶の状態が良い標本は希少性が高いことで知られています。 本品はその中でも色の深みと質感が優れた標本です。
寸法 : 108.4X78.8X20.5mm/145.2g








