分類 : 準鉱物 天然ガラス(テクタイトの一種)
結晶系 : 非晶質
化学式 : SiO₂ + Al₂O₃ + その他微量元素
化学組成 : アルミニウム、マグネシウム、鉄などを伴うシリカガラス
屈折率 : 1.48-1.52
複屈折 : なし
分散度 : 0.022
比重 : 2.30-2.50
硬度 : 5.5
劈開 : 不明
光沢 : ガラス光沢
主要産地 : チェコ、オーストリア、ドイツ
色 : 緑からほぼ無色
約1,500万年前、巨大隕石の衝突によって生まれた宇宙起源の天然ガラス「モルダバイト」
深いボトルグリーン~オリーブグリーンの色合いと、 テクタイト特有の溶融痕(エッチングパターン)が美しく刻まれた標本です。南ボヘミア地方はモルダバイトの主要産地として知られ、 本品はその中でも透明感・色の深み・表面の質感が優れた一品です。 手に取ると、ガラス質の光沢と独特の凹凸が静かに浮かび上がります。化学組成は SiO₂ を主体とする珪酸塩ガラス で、微量の鉄・マンガンなどが緑色の発色に寄与しています。
モルダバイト(Moldavite) は、隕石衝突によって地表の珪酸質物質が溶融し、 高温・高圧下で飛散・急冷することで形成された 天然ガラス(テクタイト) の一種です。表面には溶融時の流動痕やエッチングパターンが見られ、 これらはモルダバイトの形成過程を示す特徴的な構造です。
モルダバイトは天然のガラスで、最初に発見されたのは1787年、チェコのモルダウ川でした。また、モルダバイトは衝撃ガラスで、地上に岩石が隕石の衝突によって溶解したものが空気中に飛散し、落下していくまでの間に冷却されたものです。モルダバイトはチェコのモラビア地方~ボヘミア地方で産出する天然ガラス(テクタイトの一種)で、約1500万年前に衝突した隕石の熱で地上の珪酸が溶けて、隕石の成分と混じり合って出来たものと考えられています。チェコ・モルダウ川流域でのみ産出されて、深い緑色と独特の表面テクスチャーが特徴です。
南ボヘミア地方は、約1,500万年前の隕石衝突により形成された 中央ヨーロッパ・テクタイト帯(モルダバイト帯) の中心地域です。現在では産出量が減少しており、高品質標本は年々希少性が高まっています。
ご注意ください
現在、市場ではモルダバイトの偽物(ガラス製模造品)が多く流通しており、本物の希少性が年々高まっています。現在、市場ではモルダバイトの偽物(ガラス製模造品)が多く流通しており、本物の希少性が年々高まっています。
モルダバイト特有の ガラス質の深い緑色 溶融時に生じたエッチングパターン 内部の流動構造
が明瞭に観察でき、天然テクタイトとしての特徴を備えています。
当店では、 産地情報・外観特徴・内部構造・比重・光沢 など複数の要素を総合的に確認し、模造品との混在を防ぐための検品を行っています。安心してコレクションに加えていただける、 信頼性の高い天然モルダバイトです。
寸法 : 28.2X16.8X8.4mm/2.69g








