分子量 : 540.430285
金属元素重量分率 : Si 0.2598, Al 0.1497, Ca 0.0741, Na 0.0425
結晶系 : 三斜晶系
屈折率 : 1.560-1.572
複屈折 : 0.008
分散度 : 0.012
比重 : 2.69-2.70
硬度 : 6-6.5
劈開 : 二方向に完全
断口 : 不平担状
光沢 : ガラス
色 : 光彩をもつ青灰色から灰黒色
本品は、マダガスカル産ラブラドライトの中でも、 特に強いラブラドレッセンス(Labradorescence)を示す個体にのみ与えられる “スペクトロライト級”の最高品質標本です。ラブラドライトは、斜長石グループに属する鉱物で、 結晶内部の薄い層状構造に光が干渉することで、 青・緑・金・橙・紫などの多彩な光彩を放つ現象が特徴です。 この光学効果は「シラー効果(Schiller effect)」とも呼ばれ、 観察角度によって色が変化するため、 静かな石の内部に“揺らめく光の幕”が存在するような印象を与えます。
参考 : ラブラドライトは、結晶塊で産出する、半透明~透明の鉱物になります。板状結晶が発見されることもあります。アンデサイトやバサルト、ダイオライト、オリビンガブロといった、変成岩及び火成岩の主要構成要素です。このルースの原産地マダガスカルのものは、特に鮮やかな虹色を表します。この宝石の顕著な特徴はシラー効果(異なるフェルドスパーが交互になす薄い層から散乱する光)です。こうした現象を、ラブラドレッセンスとも言われています。ラブラドライトは通常、不透明から僅かな半透明ですが、閃光効果により、様々な色合いがもたらされています。
スペクトロライトは本来フィンランド産のみに用いられる名称ですが、市場では「特に強いラブラドレッセンスを示すラブラドライト」を指す広義の呼称として マダガスカル産にも使われています。
寸法 : 13.2X12.8X4.9mm/9.30ct







