化学式 : CaB₂(SiO₄)₂
分子量 : 245.8662
金属元素重量分率 : B 0.0879, Si 0.2284, 0. 2284, Ca 0.1630
結晶系 : 斜方晶系
晶癖 : 柱状結晶、横断面は斜方あるいは正方形
屈折率 : nα = 1.627–1.633 / nβ = 1.630–1.636 / nγ = 1.633–1.639
複屈折 : δ ≈ 0.006(弱い複屈折)
分散度 : 0.017
比重 : 2.97-3.03
硬度 : 7
劈開 : 不完全
断口 : 亜貝殻状
光沢 : ガラスから脂肪
光軸性 : 二軸性正(Biaxial positive)
メキシコ・サンルイスポトシ州チャルカス(Charcas)は、世界的に知られるダンビュライトの名産地であり、その透明度・結晶形・内部の清浄度は他産地を大きく凌ぎます。本個体はその中でも特に選別された最高品質の原石で、 無色透明に近い純度の高い結晶、シャープに伸びる柱状結晶、内部インクルージョンの極端な少なさ が際立っています。光を受けると、ダンビュライト特有の“ガラスとは異なる柔らかな屈折”が現れ、結晶内部から静かに光が立ち上がるような美しさを見せます。
ダンビュライトは CaB₂Si₂O₈ を主成分とするホウ酸塩鉱物で、斜方晶系(Orthorhombic) に属する。また、内部の歪みが少ないため、 ラマン分光・XRD・偏光顕微鏡観察 で安定したデータが得られる。
ドロマイト中の長石を伴って、方解石、黄鉄鉱、石英などと共に、柱状結晶体で、また斧石などと共に粒状結晶体で産出します。屈折率が高く、研磨すると良く輝くのでキュービックジルコニアが出来るまではダイヤモンドの代用品と使用されていました。
本試料は、メキシコ・サンルイスポトシ州チャルカス地区のスカルン~熱水脈鉱床に由来する。同地域は世界的に高品質ダンビュライトの主要産地として知られ、高温熱水環境下での Ca–B–Si 系鉱物の結晶化が特徴的である。
安全性
ダンビュライトは一般的に 有害元素(As, Pb, Hg など)を含まないため、 通常の取り扱いにおいて特別な危険性はない。 粉末化する場合は、一般的な鉱物粉塵対策(防塵マスク等)で十分である。
石言葉
自分らしさの保持、ストレスからの解放
寸法 : 26.2X16.2X12.0mm/5.9g 宝石品質








