分子量 : 12.011
金属元素重量分率 : C 1.0000
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 3.51
硬度 : 10
劈開 : 一方向に完全
色 : 無色、白色、灰色、黄色、青色、オレンジ色、ピンク色
光沢 : 金剛光沢
南アフリカは世界的に知られるダイヤモンドの主要産地であり、その中でも原石の美しさと結晶の発達が優れた標本が産出する地域として評価されています。本標本は、ダイヤモンド特有の高い屈折率と、原石ならではの自然な結晶面が美しく残された最高品質の原石です。透明度の高さ、結晶の形状、光の反射の鋭さが際立ち、小型標本であっても圧倒的な存在感を放ちます。
ダイヤモンドは、炭素(C)だけで構成される鉱物で、 地球深部(約150〜200km)で高温高圧の条件下で形成され、火山活動によって地表へ運ばれたものです。 原石のままでも八面体・十二面体・不規則な結晶形をとり、 そのままでも強い光沢と透明感を持っています。ダイアモンドという名前は、「征服出来ない」という意味のギリシャ語adamasに由来します。その硬さ故、ダイアモンドは、地上で最も硬い鉱物であると同時に、見事な光沢や屈折力、希少性、高い弾性から、最も高価なジェムストーンでもあります。また、ダイアモンドは地殻底部及びマントル内の高圧下で生成され、ダイヤモンドを含んでいる岩石が地殻変動で粉砕され、そこに流れ込んできたマグマの流れにのって、変動で生じた裂け目を通ってダイヤモンドにとっては不安定な浅い場所を一瞬に通過して地表に運び上げられました。人類がダイヤモンドを包み込んだ岩石を初めて見つけた場所は、南アフリカのキンバリーです。
コレクション標本としても、展示用としても優れた一品で、南アフリカ産ダイヤモンド原石の魅力を存分に味わえる標本です。
寸法 : 4.0X3.7X2.4mm/0.10g








