化学式 : (Na[AlSi₃O₈])₇₀₋₅₀(Ca[Al₂Si₂O₈])₃₀₋₅₀
分類 : 斜長石(Plagioclase Feldspar)
結晶系 : 三斜晶系
屈折率 : 1.52-1.53
比重 : 2.55-2.63
硬度 : 6-6.5
光沢 : ガラス光沢
チベット産の天然アンデシンを、端正なフォルムが美しい スクエアカット に仕上げた最高品質の一石です。アンデシンは長石グループに属する希少石で、 特にチベット産は 深いレッド~オレンジレッドの色調 を持つことで知られています。光の角度によって、赤・橙・金が静かに揺らめくように変化し、 落ち着いた色彩の中に、温かい輝きが宿ります。本品は、 色の純度・透明感・カットの仕上がり・光の抜け いずれも非常に優れた個体で、 スクエアカット特有の端正な面が、内部の色彩をより鮮明に映し出します。
アクセサリー制作はもちろん、 ルースとしての鑑賞にも十分な存在感を持つ、 一点物のアンデシンです。
アンデシン(Andesine)は、斜長石(Plagioclase Feldspar)系列の中間組成に位置する鉱物で、アルバイト(NaAlSi₃O₈)とアノーサイト(CaAl₂Si₂O₈)の固溶体として形成されます。 一般に An₃₀~An₅₀(アノーサイト成分30~50%) の範囲に分類され、斜長石系列の中でも比較的均質な結晶構造を持つのが特徴です。チベット産のレッドアンデシンは、 その色調からしばしば議論の対象となってきましたが、近年の分析では、銅(Cu)を主体とした発色機構が確認されており、天然由来の赤色を示す個体が存在することが明らかになっています。
名前の由来は諸説ありますが最初に発見されたアンデス山中の安山岩(Andesite)に因んで、という説が一般化しております。しかし最初の発見は2000年アフリカのコンゴだというのが研究者の見解であり、アンデス=アンデシンの起源は疑わしいところです。因みにアンデシンは旧鉱物分類では鉱物名でもありましたが、現行の分類法ではアンデシン「中性長石」という鉱物名は消滅しています。正式な鉱物名はアノーサイト「灰長石」となります。宝石名としてのアンデシンは現在も使われております。このアンデシンですがイエローベースの石に、魅惑的な赤色と緑色の棚引きが見られるのが一般的です。イエローが強いもの、レッドが強いもの、グリーンが強いもの、様々ありますが、この神秘的な赤や緑は銅Cuに由来しております。色の誘因は、オレゴンサンストーンと同じになります。この宝石は、赤色が大変綺麗な宝石になります。
寸法 : 5.9X5.8X4.3mm/0.87ct








