分子量 : 196.0405
金属元素重量分率 : Ti 0.2442, Ca 0.2044, Si 0.1432
分類 : 珪酸塩鉱物(ネソ珪酸塩)
結晶系 : 単斜晶系
化学組成 : カルシウムとチタンの珪酸塩
屈折率 : 1.885-2.050
複屈折 : 0.105-0.135
分散度 : 0.051
比重 : 3.52-3.54
硬度 : 5.5
劈開 : 一方向に明瞭、二方向に不完全
断口 : 亜貝殻状
ジンバブエ産の天然スフェーンを、光の分散を最大限に引き出すオーバルカットに仕上げた最高品質の一石です。スフェーンは、屈折率・分散ともに非常に高く、 ダイヤモンドを上回る強いファイア(分散光) を持つことで知られています。 本品はその特徴が際立ち、光を受けるたびに 赤・緑・黄のスペクトルが細やかに分離して輝く、スフェーン特有の華やかな光学効果が美しく現れます。
ジンバブエ産スフェーンは、グリーン~イエローグリーンの純度の高い色調 と 優れた透明度を持つ個体が多く、本品もまた、光の抜けが非常に良く、 オーバルカットの面が光を受けるたびに、 内部から炎のような輝きが立ち上がります。色の純度・透明度・分散の強さ・カットの完成度 いずれも非常に優れた、コレクション性の高い一点物です。
スフェーン(Titanite)は、CaTiSiO₅ を主成分とするネソケイ酸塩鉱物で、単斜晶系に属し、結晶構造内に Ti⁴⁺(チタン) を含むことから 古くは “Titanite” と呼ばれてきました。 宝石名としての “Sphene” は、ギリシャ語の sphen くさびに由来し、特徴的なくさび形結晶に因んでいます。
スフェーンの基本構造は、[SiO₄] 四面体 と TiO₆ 八面体 が Ca²⁺ を介して結合した 複合的な三次元ネットワークで構成されています。
主要元素 : Ca, Ti, Si, O 置換元素 : Fe³⁺, Al³⁺, Nb⁵⁺, V³⁺, Ce³⁺ など 結晶系 : 単斜晶系(Monoclinic) 双晶 : 頻繁に発達(特に接触双晶)
微量元素の置換は、 色調・屈折率・分散に影響を与える重要な要素です。
深成岩などの中性火成岩の副産物として、また片岩、片麻岩などの変成岩中から、よくくさび状の結晶体で、また柱状や微蜜塊状で産出します。チタナイトは、チタンを含有していることから命名されました。別名でスフェーンとも呼ばれています。チタナイトは、分散度がダイヤモンドよりも高い為、ジェムストーンは非常にきらびやかで、はっきりとしたファイヤーも見られます。また、非常に強い多色性も有しています。また、このスフェーンは分散度がダイヤ(0.044)よりも高いため、ジェムストーンは非常にきらびやかで、はっきりとしたファイアも見られます。
ジンバブエ産スフェーンは、Fe³⁺ の含有量が適度に高く、鮮やかなイエローグリーン を示す個体が多いことで知られています。
寸法 8.0X7.1X4.5mm/1.88ct








