化学式 : SiO₂・nH₂O
分子量 : 78.09958(n=1)
金属元素重量分率 : Si 0.3596
結晶系 : 非晶質
屈折率 : 1.44-1.46
複屈折 : なし
分散度 : なし
比重 : 1.9-2.3
硬度 : 5.5-6.5
劈開 : なし
断口 : 貝殻状
色 : 乳白色、オレンジ色、赤色、青、
光沢 : ガラス光沢
ペルー産の最高品質オパリーナ(アンデスオパール)。淡いブルーからミルキーな白へと溶け込むような色調が特徴で、カボションカットによって柔らかな光が広がる美しい標本です。内部は均質で濁りが少なく、アンデスオパール特有の静かな透明感がよく表れています。宝飾品質としても学術標本としても価値の高い一品です。
■ 産地背景
ペルーのアンデス山脈地域は、含水珪酸が地熱活動によって沈殿することで形成されるオパールの産地として知られています。特にペルー産オパリーナは、ブルー~ホワイトの優しい色調と均質な内部構造が特徴で、宝飾用途としてもコレクションとしても高く評価されています。
■ 特徴と観察ポイント
淡いブルーとミルキーホワイトの美しいグラデーション 均質で濁りの少ない内部構造 カボションカットによる柔らかな光の広がり 非晶質鉱物特有の優しい質感
オパリーナ(アンデスオパール)は、比較的低温で堆積し、殆どの岩石、特に砂岩、流紋岩、玄武岩の割れ目から産出します。一般的なオパールは、規則正しくきっちりと配列されたシリカ球からなります。シリカ球の長さは、光の波長に似ています。ブルーコモンオパールは、クリソコラ等の銅成分をオパールが取り込む事によって青みを示すコモンオパールです。銅成分が強いほど青色が濃くなり、市場では色が濃く透明度があるものほど高値で取引されます。この宝石は、地球によく似ています。
■ 捕捉
オパリーナは遊色効果を持たないタイプのオパールで、その代わりに“水のような透明感”と“静かな色の広がり”が魅力とされています。本標本は、アンデスの地層が育んだ穏やかな色彩をそのまま閉じ込めた、上質な一品です。
寸法 ; 30.8X16.8X6.6mm/24.95ct








