分子量 : 63.546
金属元素重量分率 : Cu 1.0000
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 8.94
硬度 : 2.5-3
劈開 : なし
光沢 : 金属光沢
■ 概要(Overview)
本品は、アメリカ・ミシガン州 Lake Superior Copper District にて産出した 最高品質の自然銅(Native Copper) です。自然銅は、銅が化学変化を受けずに“金属そのままの姿”で産出する極めて稀少な鉱物で、その造形美と金属光沢から、古くよりコレクター・研究者双方に高く評価されています。
本産地は19~20 世紀初頭に世界有数の銅産地として知られ、現在では採掘がほぼ終了しているため、「歴史的産地の自然銅」として標本価値が非常に高い地域です。
■ 鉱物学的特徴(Mineralogical Features)
化学組成 : Cu(自然銅)
色調 : 赤褐色~銅色の強い金属光沢
産状 : 熱水鉱脈中に形成された銅が、酸化を受けずに金属状態で残存
形態 : 樹枝状・塊状・ワイヤー状など多様な造形を示す
保存状態 : 緑青の発生が少なく、金属光沢が強く残る高品位個体
■ 産地背景(Locality Notes)
Lake Superior Copper District は、世界的に見ても 結晶性の高い自然銅を産出した歴史的鉱区として知られています。
Keweenaw Peninsula(キウィノー半島) Ontonagon(オンタノゴン) Calumet(カリュメット)
などの鉱山群から産出した自然銅は、19 世紀のアメリカ産業史を支えた重要な鉱物資源であり、現在では 当時の鉱山から出た標本のみが市場に流通 しています。
■ 研究用途(Research Notes)
自然銅は、
金属鉱床の形成過程 熱水変質作用 酸化還元環境の変遷 金属の自然状態での安定性
などの研究において重要な指標となる鉱物です。
特に Lake Superior 産の自然銅は、結晶性・純度・産状の明瞭さから、研究標本として高く評価されています。
アメリカ・ミシガン州レイク・スペリオル銅鉱床(Lake Superior Copper District)で産出した、最高品質の自然銅(Native Copper)です。自然銅は、銅が化学変化を受けずに“金属そのままの姿”で産出する極めて希少な鉱物で、その産状の美しさと金属光沢から、古くからコレクターに高く評価されています。レイク・スペリオル銅鉱床は、19世紀から20世紀初頭にかけて世界有数の銅産地として知られ、 特に結晶性の高い自然銅を産出したことで有名です。 現在では採掘がほぼ終了しており、 当時の鉱山から出た標本のみが市場に流通する“歴史的産地の銅” となっています。
塩基性噴出岩との接触部や他の堆積岩中、玄武岩中の空隙中や砂岩及び石灰岩や他の堆積岩中に、8面体結晶の樹枝状集合体や皮殻状、線状や粉末状、塊状などで産出します。新鮮な破断面では明るいバラ色を呈します。しかし、空気中で容易に酸化して赤銅色になります。展性・延性に富み、簡単に切断出来るぐらい柔らかい事、硝酸に容易に溶ける事が特徴です。自然銅は、精錬せずに金属材料として直接加工出来るので、精錬技術なしで使う事が出来ます。また銅の硫化鉱物鉱床の酸化帯には、孔雀石、藍銅鉱、輝銅鉱、班銅鉱などと共に、二次鉱物として自然銅が産出します。
銅がた他のどの元素とも結合することなく、単体で産出するものを自然銅と言います。この様な鉱物は、元素鉱物と呼ばれています。
寸法 : 41.9X33.0X26.5mm/34.0g







