分子量 : 537.501824
金属元素重量分率 : Be 0.0503, Si 0.3135
結晶系 : 六方晶系
比重 : 2.9-3.0
硬度 : 7.5-8.0
劈開 : 不明瞭
色 : 水色から透明
光沢 : ガラス光沢
■ 商品説明(メイン)
ブラジル・ミナスジェライス州 Verde Aracuai(ヴェルデ・アラコアイ)で産出した、最高品質のアクアマリンです。 この地域は世界的に良質なベリル種を産することで知られ、 本品もアクアマリン特有の澄んだ青色と、清らかな透明感を備えています。光を受ける角度によって、淡い青の層が静かに浮かび上がり、 結晶内部の繊細なラインが、アクアマリンならではの清涼感を感じさせます。コレクションとしても、インテリアとしても存在感があり、 ミナスジェライス産アクアマリンの魅力を存分に味わえる上質な標本です。
結晶の側面には、Verde Aracuai 産の特徴である 白雲母(Muscovite)が付随しており、ペグマタイト環境での成長過程をそのまま残した美しい組み合わせ標本となっています。雲母の柔らかな光沢がアクアマリンの青色を引き立て、産地らしい上質な雰囲気を感じさせます。
ヨーロッパでは古代から人気のあった宝石で、ラテン語の「海の水」を意味する名前として、アクアマリンと呼ばれる様になりました。アクアマリンはエメラルドと同じ「ベリル」の宝石で、水色は微量の鉄元素の影響です。
■ 鉱物学的背景
アクアマリン(Aquamarine)はベリル(Beryl)グループに属し、 Fe(鉄)の含有によって青色を呈します。Verde Aracuai 地域はペグマタイト鉱床が豊富で、 高品質のアクアマリン・トルマリン・クンツァイトなどを産出する名産地です。 本品もその地質的背景を反映した、透明度と色のバランスに優れた個体です。
■ 標本としての魅力
原石ならではの自然な造形が残されており、 結晶の成長痕や内部の光の通り方をじっくり観察できます。澄んだ青色は手元に置くだけで静かな清涼感を添え、 コレクションの中でも特に映える存在となります。
■ 雲母の付着について
本標本に付随する雲母は、白雲母ではなく チンワルド雲母(Zinnwaldite)に近い性質を示しています。 チンワルド雲母はリチア雲母と鉄雲母の中間に位置する雲母で、やや褐色~ブロンズ色の光沢 を持つのが特徴です。アクアマリンの澄んだ青色に対して、チンワルド雲母の落ち着いた金属光沢が美しいコントラストを生み、産地らしい組み合わせ標本としての魅力を高めています。
チンワルド雲母(Zinnwaldite)は、リチア雲母(Lepidolite) 鉄雲母(Annite)
の中間組成を持つ雲母で、ペグマタイト鉱床でしばしばアクアマリンと共生します。
寸法 : 124.7X65.3X40.1mm/373.5g








