化学式 : SiO₂
分子量 : 60.0843
金属元素重量分率 : Si 0.4674
結晶系 : 六方晶系
比重 : 2.65
硬度 : 7
劈開 : なし
一般的な石英は、代表的なペグマタイト性鉱物で、造岩鉱物の第1に上げられ、各種の岩石中や鉱脈中に金属鉱石などと共に、六角形の結晶体で、またその双晶をなしたものの塊状、粒状から潜晶質、鍾乳状などで産出します。マニカラン産の水晶は透明度の高さとほんのりピンクやオレンジがかった色味が特徴です。この色味は土地に含まれる鉄によるもの。結晶の太さも太いものや細いものと様々な為キラキラと幻想的に煌めく美しさと、原石一つ一つに豊かな個性がある水晶です。
■ ピンク色の発色機構(微量元素化学)
サマディーヒマラヤ水晶の淡いピンク色は、 主に以下の要因によって生じます。
※ Fe³⁺(鉄)の微量含有 Fe³⁺ が Si⁴⁺ の位置に微量置換 光吸収スペクトルの変化により淡いピンク色を呈する
※ ナノレベルの微細インクルージョン 微量のヘマタイト(Fe₂O₃) 微細な鉄酸化物の薄膜
→ 光の散乱により柔らかなピンク色が強調される
※ 成長速度の遅さによる均質な色分布 急成長では色ムラが出る サマディー水晶は成長が極めて遅く、色が均質
■ 結晶学的特徴
サマディーヒマラヤ水晶は、一般的な石英と同じく 六方晶系(Trigonal)に属しますが、以下の特徴が顕著です。
※ 成長段丘(Growth Hillocks)が細かく均質 ゆっくり成長した証拠 表面に微細な階段状の成長痕が見られる
※ 内部包有物が極めて少ない 高純度の熱水から沈殿 クラック・曇りが少ない
通常のマニカラン水晶との違いはインドのヒマラヤ山脈の高地でのみ見られる、非常に希少なピンククォーツの一種になります。また、特徴は6面体の結晶構造と尖った末端を持っていて、透明感のあるピンク色の結晶が集まって形作られている点になります。その色は微量のアルミニウムやリン酸塩に由来すると考えられていて、小さなインクルージョンやファントムが含まれていることがあります。「サマディー(Samadhi)」は、サンスクリット語で「深い瞑想状態」や「悟りの境地」を意味する言葉です。この名前がついたヒマラヤ水晶は、特に高波動でスピリチュアルなエネルギーを持つとされています。主に流通しているものは、ヒマラヤ山脈の中でも緑豊かなインド・ヒマーチャル・プラデーシュ州のクル渓谷で産出されたものが多いです。光を透過したときには淡いピンク色になり、ヒマラヤ水晶の抜群の透明度にピンクのベールをかけたように見えます。
寸法 : 91.2X40.2X34.6mm/155.6g








