マダガスカル・マジュンガ州アンバリマニガ産、最高品質の Red Fire Ammonite(Cleoniceras sp)。 白亜紀後期(約7,000万年前)の海に生きた古代頭足類の化石で、殻表面には“赤い炎”のような光沢と色調が宿り、完全な螺旋構造と鮮明な縫合線が際立つミュージアムクラスの逸品です。
マダガスカル産 Cleoniceras は、その保存状態の良さと色彩の豊かさから世界的に評価が高く、本標本はその中でも特に希少な Red Fire(赤炎色)タイプに分類されます。
レッドファイヤーアンモナイト(Red Fire Ammonite)は、まるで化石の中に炎が宿ったような虹色の輝きを放つアンモナイト化石で、地球の記憶と美の極みが融合したような存在です。色彩は、赤を中心に、グリーン・ブルー・パープルなど多彩な輝きが見られます。強い赤色の閃光を放つアンモナイト。ファイヤーの原因は地層中の酸化鉄や珪酸がアンモナイトの殻に薄く付着し細かなひび割れの部分がオパールのようなファイヤーを放す為です。縫合線は、殻の内部構造が見えることもあり、複雑な模様が美術的価値を高めています。構造色は、真珠層の微細構造による光の干渉で虹色に輝く現象。CDやシャボン玉と同じ原理です。
時代 : 中生代白亜紀
■ 古生物学的・鉱物学的解説
アンモナイトの殻は 等角螺旋(logarithmic spiral)と呼ばれる数学的に美しい形状を持ち、内部は隔壁(Septum)によって区切られています。その接合部に生じる複雑な模様が縫合線(Suture Line)として観察されます。
Red Fire Ammonite は、殻の表面に鉄・マンガンなどの微量元素が作用し、赤~橙の炎のような色調が生まれた特別な個体で、 通常の褐色系アンモナイトとは一線を画す存在感を持ちます。
■ 産地背景
マダガスカル北西部マジュンガ州は、 白亜紀の海洋堆積物が厚く残る世界的なアンモナイト産地です。
細粒の泥岩による“無酸素環境” 急速な堆積による殻の保護 鉱物成分による殻の置換・強化
これらの条件が揃ったことで、色彩・形状・縫合線が極めて良好に残る標本が形成されました。特に Ambarimaniga 地域は、赤炎色の個体が産出することで知られています。
ファイヤーは最高品質を選んでいますが、天然品なので化石の一部が剥がれたりすることもありますので、ご了承ください。
寸法 : 49.8X38.1X14.6mm/36.3g








