和名 : 桜石(さくらいし)
英名 : Cherry Blossom Stone
鉱物種 : 菫青石(Cordierite)の仮晶(通常は緑泥石などに置換)
化学式 : Mg₂Al₄Si₅O₁₈
分子量 : 616.494856
金属元素重量分率 : Si 0.2278, Al 0.1751, Mg 0.0394
結晶系 : 斜方晶系
比重 : 2.53-2.78
硬度 : 7-7.5
劈開 : 一方向に明瞭
光沢 : ガラス光沢
産地 : 京都府亀岡市湯の花地区(日本の代表的産地)
まるで桜の花が石の中に咲いたような、日本が誇る奇跡の鉱物「桜石」で、菫青石(Cordierite)の六角板状結晶が、緑泥石などに仮晶化することで、まるで桜の花びらのような模様が現れます。その美しさと希少性から、国の天然記念物にも指定されている地域があるほどの貴重な鉱物です。
一般的な菫青石(Cordierite)は、6個のSiO₄の4面体が環状に連結した構造単位を持ちます。緑柱石と同様に、六角のリングに直角のトンネル構造があり、僅かのアルカリ金属や水分子が入っている場合があります。桜石(Cherrt Blossom Stone)菫青石仮晶は、片麻岩や片岩、安山岩及び花崗岩ペグマタイト中、またしばしば接触粘岩中などに、短柱状結晶やその双晶で、また他には粒状や塊状などで産出します。
一般的な菫青石(Cordierite)は、6個の SiO₄ 四面体が環状に連結した六角リング構造を持ち、 その中心に微量のアルカリ金属や水分子が入ることがあります。桜石は、この菫青石が 片麻岩 片岩 安山岩 花崗岩ペグマタイト 接触変成帯の粘板岩
などの環境で形成された後、緑泥石などに置換されて仮晶化したものです。 その結果、六角板状の結晶形だけが残り、断面が桜の花のように見えるという、極めて珍しい現象が生まれます。
寸法 : 3.6X2.7X2.2mm/0.04g








