分類 : 珪酸塩鉱物(フィロ珪酸塩)
化学式 : K(Al,Cr)_2(Si_3Al)O_10(OH)_2
結晶系 : 単斜晶系
比重 : 2.8
硬度 : 2.5-3
劈開 : 001に完全
色 : 淡緑~濃緑(Cr³⁺含有量に比例)
光沢 : 真珠光沢
クロム雲母(フックサイト / Fuchsite)は、白雲母(Muscovite)の八面体層に含まれるアルミニウムの一部をクロム(Cr³⁺)が置換することで鮮やかな緑色を呈する雲母グループの鉱物です。本品はノルウェー北部ラップランド地域・Kautokeino(カウトケイノ) にて採集された最高品質の標本で、深いエメラルドグリーンの発色と、極めて細やかな真珠光沢が特徴となっています。
Kautokeino 産のフックサイトはヨーロッパ産の中でも評価が高く、均質な色合いと柔らかな反射が特徴です。コレクション性が高いだけでなく、雲母グループの結晶構造やクロムによる発色メカニズムを観察する上でも優れた学術的価値を持ちます。静かな存在感を持つ緑色鉱物として、展示にもよく映える一品です。
クロム雲母(Fuchsite)は、白雲母(モスコバイト)のクロム含有変種で、鮮やかな緑色の輝きが特徴の美しい鉱物です。白雲母構造の八面体層のアルミニウムをクロムが置き換えたもの。淡緑~濃緑で真珠光沢を示します。色の濃さはクロムの含有量に比例します。クロム(Cr³⁺)がアルミニウムの一部を置換していることで緑色になります。高圧変成作用を受けた泥質片岩中に葉片状で産出することが多い。特にテクトニックブロック内での変成作用によって形成されています。結晶片岩やエクロジャイト(榴輝岩)中に含まれるほか、熱水脈中に石英と共に産出する例があります。
寸法 : 51.7X29.9X18.6mm/25.4g








