アポフィライト
英名 : Apophylite
和名 : 魚眼石
分類 : 珪酸塩鉱物
化学式 : KCa₄(Si₄O₁₀)₂(F,OH)・8H₂O
結晶系 : 正方晶系
比重 : 2.3-2.4
硬度 : 4.5-5
劈開 : 完全
色 : 無色、淡緑色、ピンク色
インド・デカン高原で産出した最高品質の魚眼石(Apophyllite)。 玄武岩の空洞に熱水が浸透し、長い年月をかけて結晶化した本産地の魚眼石は、 透明度が高く、端正な結晶面と柔らかな光沢を湛えることで知られています。
デカン高原は世界的なゼオライト鉱物の名産地で、 本標本もその地質環境が育んだ清涼感ある輝きを美しく示しています。
また、安全性の高い珪酸塩鉱物で、鑑賞・保管に問題はありません。
コレクション性の高い、産地特有の静かな光を宿した一品です。
フランスの鉱物学者のアウイは1805年に、ギリシャ語の(apo)と(phyllon)という言葉からこの名前を付けました。この鉱物の結晶は、ギラつきを見せます。魚の眼の様に光るのは、この面に微薄な隙間が生じている為で、この鉱物はその面から雲母と同じに割れます。
■ 産地背景
インド西部に広がる デカン高原(Deccan Plateau) は、約6,500万年前の巨大火山活動によって形成された広大な玄武岩台地です。
この玄武岩の空洞(アミグダル)に、 地下水が長い時間をかけて浸透し、ゼオライト鉱物群(魚眼石・スティルバイト・ヒューランダイトなど)が結晶化しました。
特に Pune(プネー)・Nashik(ナーシク)・Jalgaon(ジャルガオン) 周辺は、 世界のコレクターが「インド魚眼石の黄金地帯」と呼ぶほどの名産地です。
■ 安全性
魚眼石は珪酸塩鉱物であり、 砒素・鉛・ウランなどの有害元素を含みません。
鑑賞・保管で健康リスクなし 水に溶けない 加熱しても毒性ガスは発生しない 粉化しても有害物質は出ない
一般的な鉱物として安全に扱える種類です。
寸法 : 74.4X18.3X14.0mm/13.2g








