

透輝石(Diopside)
化学式 : CaMgSi₂O₆
分子量 : 216.5504
金属元素重量分率 : Si 0.2593, Ca 0.1850, Mg 0.1122
結晶系 : 単斜晶系
比重 : 3.22-3.43
硬度 : 5.5-6.5
劈開 : ほぼ直行する二方向に完全
日高翡翠
1966年に北海道日高町で翡翠が見つかったと話題になりました。正確には翡翠ではなく、クロム透輝石の一種であり、クロムを1%ほど含有することにより淡い緑色を発色しています。硬玉でも軟玉でもなく、しかしヒスイの特徴である繊物状の構造をしていることや、色目や透明感などが翡翠に遜色ないことが認められ、番場猛夫博士(当時地質調査所)が、宝石学会誌に論文を公表したことにより、硬玉、軟玉に次ぐ「第三の翡翠」として世界で認められました。しかし、すぐに資源は枯渇し、1970年をピークに忘れ去られようとしております。今後「幻の翡翠」として鉱物マニアの注目を浴びることは必至です。他の成分としては、黒い斑点がスピネル、灰クロム拓榴石や、ペクトライトなどの角閃石類を確認することが出来る鉱物になり、非常に珍しいものになります。
寸法 : 102.2X80.6X31.2mm/274.5g 日本銘石協会証明書付
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