ミシガン州のエリック・リンタマキが2017年6月に光を放つ小石をスペリオル湖岸で発見しました。リンタマキはブラックライトを使用して、蛍光性の鉱物を探していた時に、ひときわ明るくオレンジ色に輝く小石を見出しました。この小石は、ミシガン州アッパー半島のルース郡とチッペワ郡のスペリオル湖岸で採集されます。その新種の発光性の鉱物は「ユーパーズ(Yoopers)」と名付けられました。アッパー半島に住む人々の愛称である「ユーパーズ(Yoopers)」に由来します。この石が閃長岩に含まれる蛍光性物質が方ソーダ石(sodalite、ソーダライト)であることを、地質学者のゲイブ・レイナ(Gebe Reyna)が明らかにしました。この石の学名は「蛍光性ソーダ石含有閃長岩クラスト(Syenite clasts contaning fluorescent sodalite)」です。
内容成分の方ソーダ石(Sodalite)は、以下の通りです。
化学式 : Na₈Al₆Si₆O₂₄Cl₂
分子量 : 484.605689
金属元素重量分率 : Na 0.1897, Al 0.1670
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 2.14-2.30
硬度 : 5.5-6
劈開 : 一方向に明瞭
寸法 : 45.4X44.1X20.6mm/60.8g
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