結晶系 : 単斜晶系
化学組成 : 含水銅珪酸塩
屈折率 : 1.460-1.570
複屈折 : 0.130
分散度 : 0.017
比重 : 0.017
硬度 : 2-4
劈開 : 不明
断口 : 貝殻状から多片状
光沢 : ガラス光沢
色 : 青色、空色、青緑色、緑色
鉱物のクリソコーラは通常、鮮やかな緑あるいは青みを帯びた皮の様な形で産出します。名前の由来は、ギリシャ語のchrysos(「金」の意)とkolla(「はんだ」とあるいは「にかわ」の意)で、これはかつてギリシャで、この鉱物が金をはんだ付けする融剤として用いられたことに言及したものになります。クリソコーラは青緑の含水銅珪酸塩で、微量の鉄と酸化マンガンを含有することがあります。概して銅鉱体のはたから、皮の様な形状や岩脈を充填する様な形で産出します。クリソコラとマラカイトとトルコ石の混合石は、イスラエル産のエイラットストーンと言われています。
寸法 : 8.7X7.1X3.1mm/1.45ct