

化学式 : (CaFe)₃Al₂(SiO₄)₃
結晶系 : 立方晶系
屈折率 : 1.715-1.75
複屈折 : なし
分散度 : 0.022
比重 : 3.51-3.80
硬度 : 6.5-7.0
劈開 : なし
断口 : 貝殻状
光沢 : 脂肪からガラス
色 : 黄緑色
マリガーネット(Mari Garnet)とは、ツァボライトやヘソナイトなどで有名なグロッシュラーとデマントイドで知られているアンドラダイトが混ざり合ったガーネットであり、二種類の成分を持っているガーネットの固容体になります。「マリガーネット」は、その中でも比較的最近発見された宝石で、1994年マリ共和国において、美しい黄色の色調を持ったガーネットが発見されました。マリガーネットは、レモン色に近い、黄色の色相を表す宝石ですが、ほとんどは茶色か緑の色合いを帯びており、それらの中間的なカラーを示す宝石となります。これは、マリガーネットに含まれる「アンドラダイトガーネット」の成分が持つ特性が、強く現れているものだと考えられています。グロッシュラーとアンドラダイトが混ざり合ったマリガーネットになり、アンドラダイトが強いとブラウン系の褐色が強くなり、クロムを含有することにより、濃緑を示す事があります。
寸法 : 13.0X11.4X6.9mm/1.16g
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