

原子量 : 28.09
融点 : 1410℃
色 : 灰白色
形状 : 固体
密度 : 2330kg/m³
沸点 : 2355℃
ケイ素は、地球上では酸素に次いで2番目に多い元素で、石英や雲母、かんらん石などに二酸化ケイ素(シリカとも呼ばれます)として含まれています。
石英の無色透明なものは一般に水晶と言いますが、水晶に電気刺激を与えると、正確に振動することから、電波周波数の制御装置に使われています。
原子番号14の元素です。 地球上には非常に多い元素だが、酸素と化合して珪酸塩鉱物、水晶(石英)や砂などの状態で存在します。 水晶などの石英(SiO₂)から酸素(O₂)を取り除くと純度99.9%の金属ケイ素(Si)が出来ます。 これから半導体部品の材料になる99.999999999999999%(15N)の高純度結晶シリコンを作ります。半導体や太陽光発電の素材として非常に重要な用途があります。※ 純度は製造方法により多少の違いはあります。これは第二段階で出来る多結晶シリコンです。
ケイ素の単離については、色々なけ研究者が試みましたが、不純物が多く失敗していました。最初に単体ケイ素の単離に成功したのは、スウェーデンの化学者イェンス・ヤコブ・ベリセリウスで、1823年の事でしたが、アモルファス(amorphous)非晶質のものでした。結晶質のケイ素は、1854年にフランスのアンリ・サント・クレール・ドヴィーユが電気分解法による偶然から生まれました。
寸法 : 74.1X58.9X53.8mm/220.0g