分子量 : 196.96654
金属元素重量分率 : Au 1.0000
結晶系 : 等軸晶系
比重 : 19.3
硬度 : 2.5-3
劈開 : なし
光沢 : 黄金色
光沢 : 金属光沢
この砂金標本は、北海道知内町知内川の河川堆積物から、採取されたものになります。一般的な鉱脈などの金は、普通は銀を含んでいますが、砂金になると銀の成分が流出する為、相対的に金の品位が上がります。以下は、自然金の説明になります。参考にして下さい。熱水脈中の金含有礫岩中、及び砂鉱床や鉱染状鉱床中などに、8面体や12面体、また立方体などの結晶で、またその小結晶が連なった網状や樹枝状、及び粒状や塊状などで産出します。一般的な金は地殻中での存在度が低く、通常の岩石なら1トン中に1~5mg程度しか含まれない。自然金は、熱水鉱脈鉱床、鉱染鉱床、黒鉱鉱床、スカルン鉱床に初成鉱物として産出します。金は、硫化水素と結びついて水溶性化合物を作るため、硫化水素を溶存した熱水の移動経路は金の移動経路でもあります。その熱水から硫化水素が失われるときに金が沈殿します。
寸法 : 計測不可








