化学式 : K₄(UO₂)₆(SO₄)₃(OH)₁₀・4(H₂O)
結晶系 : 単斜晶系
比重 : 3.66
硬度 : 2 (とても柔らかい)
劈開 : 010に完全
色 : 鮮やかな黄色~黄橙色
光沢 : 絹糸光沢~亜ガラス光沢
蛍光性 : 紫外線下で明るい黄緑色に蛍光
注意点 : 放射性鉱物のため、密閉保管・長時間の接触を避けてください
鮮やかな黄色の輝きと、繊細な結晶構造が魅力のジッペ石。こちらはアメリカ・ユタ州のD-Day鉱山から産出された、極めて高品質な標本です。ジッペ石はウラン鉱物の一種で、放射性鉱物特有の蛍光性と、湿度に敏感な性質を持ちます。この標本は、繊維状または鱗片状の結晶が美しく集合し、光を受けるとまるで金糸のような輝きを放つのが特徴です。コレクターの間でも評価が高く、特にこの産地のものはその鮮明な色彩と保存状態の良さから、希少価値が高まっています。
硫酸塩鉱物に属するウラン鉱物で、別名ではチッペ石とも呼ばれています。ウラン鉱床の酸化帯における二次鉱物として生成。地下水や酸化作用によって、一次鉱物(閃ウラン鉱など)が分解されて形成されています。ジッペ石(Zippeite)は、まるで太陽のかけらが鉱物になったような鮮やかな黄色を放つ、ウランを含む硫酸塩鉱物です。ジッペ石の仲間には、カリウムがナトリウム、亜鉛、ニッケル、マグネシウム、コバルトに置き換わったものも存在します。砂岩の表面に付いている鮮やかな黄色の鉱物がジッペ石になります。蛍光していない部分もウラン鉱物と思われますが、種類等は不明です。ウラノビル石とよく似ていますが、ジッペ石にはウラン以外の金属元素を含んでいる為に判別は可能です。ジッペ石の名前の由来は、オーストリアの鉱物学者フランツ・ジッペ氏からになります。見た目の美しさとは裏腹に、放射性を持つ鉱物としても知られていて、取り扱いにはちょっとした注意が必要。
放射性鉱物の取り扱いの注意点
本商品は微量の放射性元素(ウラン)を含む鉱物標本です。コレクションや学術目的での販売を前提としており、以下の点にご留意のうえ、安全にお取り扱いください。
※ 本標本は観賞・研究用であり、飲食物の近くや寝室など長時間滞在する空間への設置はお控えください。
※ 長時間の素手での接触は避け、展示・取り扱いの際は手袋の着用を推奨します。
※ 小さなお子様やペットの手の届かない場所に保管してください。
※ 保管の際は、密閉容器(アクリルケースやガラスケース等)に入れ、通気性の良い場所で保管してください。
※ 本商品は、通常の観賞・保管において健康への影響は極めて低いとされています。
本標本は、日本国内において法令上の規制対象外の微量放射性鉱物ですが、輸送・保管に関しては各地域の法令・ガイドラインに準拠してください。
寸法 : 27.7X18.1X17.4mm/8.8g







